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その他の初期設定

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初期設定が多すぎて、くじけそうになるかもですが、がんばりましょう。

raspi-configの設定変更について

raspi-configとは、各種ハードウェアや言語等の設定を行うものです。デフォルトでも普通に動作はするのですが、利便性やパフォーマンスを考えれば設定変更しておくほうが絶対良いと思います。

ここでは、具体的にどのような項目を設定するかというと、

の3項目です。

これ以外にも設定したほうが良い箇所があるかもしれませんが、僕は見つけられていません。

また、これらの設定をやらなくてもいいじゃん!って思う人はすっ飛ばして構いません。

ただし、今後デスクトップ機的に使うためにGUIを起動したい人はビデオメモリは減らし過ぎないがいいと思います。未検証ですが、動作が不安定になるかもしれません。

サーバー用途のみの方は上記の設定は必須と言えるでしょう。

地域設定

では早速raspi-configを立ち上げましょう。

SSHログイン出来ている状態で、

sudo raspi-config

と入力し、パスワードを入れると設定画面が立ち上がると思います(下図)。

Screenshot from 2016-05-12 08-37-26

矢印キーで「5 Internationalisation Options」を選択し、Enterを押してください。

すると4項目の選択肢が出てくるので、そのうちの2項目を上から順に設定してきましょう。

Screenshot from 2016-05-19 23-16-15

一番上の「I1 Change Locale」は言語と地域の設定です。Enterを押すと、英語でつらつらと言われると思うので、もう一度Enterを押して設定画面に入ります。

すると、カギ括弧と、アルファベットの羅列が表示されるはずなので、「↓」キーを押して「ja_JP.UTF-8 UTF-8」と書いてあるところにカーソルを移動させ、スペースキーを押します。するとアスタリスクが表示されます(下図)。

Screenshot from 2016-05-19 22-54-17

その状態でEnterを押すと再度英語でなにやら聞かれるので、Enterを押します。

次の画面でまた3つ選択肢が表示されるので、先ほどえらんだ「ja_JP.UTF-8」をハイライトした状態でEnterを押します。しばらく待つとまた最初のraspi-configの画面に戻ります。

最初の画面に戻ったら、もう一度「5 Internationalisation Options」に入ってください。

次は2番めの「I2 Change Timezone」に入ります。

次の画面で「Asia」を選んでEnter、更に次の画面で「Tokyo」を選んでEnterを押します。

以上で地域設定は終了です。残りはWifiの地域設定、キーボードの地域設定です。キーボードはSSHから操作するので設定は不要なはずです(SSHクライアント側の設定が生きるはず?)。Wi-Fiも繋がない人は設定不要です。この辺は必要に応じて設定してください。

ログインの設定

raspi-configの初期画面から、今度は「3 Boot Options」に入ります。すると下図のように4つ選択肢が表示されます。

Screenshot from 2016-05-19 23-23-04

ここではCUI環境で起動するよう設定するので、「B1 Console」を選んでください。

B2も同じくコンソールですが、自動ログインしてしまうので、好ましく無いでしょう。

B1をハイライトした状態でEnterして終了です。

ビデオメモリの設定

CUI環境では、デフォルトのビデオメモリ割当は多すぎて無駄なので、ビデオメモリの割当を減らします。

raspi-configの初期画面から「9 Advanced Options」にEnterで入ります。

次の画面で「A3 Memory Split」を選択、Enterしてください。

すると数字の入力を求められるので、表示されている例のうち最小の「16」を入力、Enterを押します。

長かったですが、以上で設定は終了です。「Finish」を選択してEnterを押すと、再起動が求められるので再起動しましょう。

アップデートとリポジトリの変更

ここでは、このアップデートをより早く、便利なものにするための設定を行います。

まず、アップデートやパッケージ(ソフト)の配布元サーバーを変更します。

Raspbianはイギリスの本家の他に、世界中に公式のミラーサーバーがあります。日本にもあり、そちらに設定したほうが早くダウンロードできます。

ここでは定評のあるJAIST(北陸先端科学技術大学院大学)のサーバーに設定します。他にも国内外の大学や企業等のサーバーもあるので、好みで選ぶと良いと思います。

まず、

sudo nano /etc/apt/sources.list

と打ってください。

ファイルを開くと、下図のような文字列が見えると思います(右端が見切れてます)。

Screenshot from 2016-05-20 00-20-57

この一番上の行がパッケージの配布元です。ここを次のように変更します。

Screenshot from 2016-05-20 00-24-10

コピペ用に書いておきます。

deb http://ftp.jaist.ac.jp/raspbian jessie main contrib non-free rpi

JAIST以外を選ぶ場合、URLをリンク先のものと書き換えてください。

追加したら

CTRL+X→Y→Enter

でnanoを抜けてください。以上で設定は終了です。

では早速アップデートしましょう。

sudo apt-get update

と打ってください(パスワードが求められたらパスワードも)。まずこのコマンドでパッケージのリストを更新します。ズラーと文字列が出て来ますが、それが終わったら、

sudo apt-get upgrade

を打って、実際にソフトをアップデートします。初回は少し時間がかかるかもしれません。とは言っても数分です。これでアップデートは終了です。

次回以降の更新もこの2行のコマンドでアップデートできますが、毎回タイプするのは少し面倒だし、忘れる可能性もあるので、自動化する手順もいずれ載せたいと思います。

また、今回の内容まででとりあえずサーバーとして動かす下準備は出来ました。

次回からは、このサーバーをweb上に公開出来るように、最低限のセキュリティ設定をやっていきたいと思います。